クウジット、「Xperia(TM) X10タッチ&トライ」イベントにて、「KART for Android」を出展

2010/1/21、 NTTドコモとソニー・エリクソンから、Androidスマートフォン「Xperia」が発表されましたが、同日夜19:00-より、ブロガー&開発者向けに、「Xperia タッチ&トライイベント」が開催されました。イベント内では、Xperiaの製品紹介とあわせて、 ITPro副編集長の菊池さんより、Android Application Award 2010 springの紹介がありました。

クウジットは、本イベントに、「KART(Koozyt AR Technology) for Android」アプリケーションをデモ出展いたしました。

「KART for Android」は、Android 上で動作するマーカー型ARアプリ/ソリューションです。「PlaceEngine for Android」と組み合わせることで、今回のような展示会やイベントなどの屋内空間において、時間や場所に応じたインタラクションを発生させることが可能です。

下記は、Koozytオフィスが入っている麻布十番の三和第一ビルのフロア4Fと5FをPlaceEngineで識別しわけ、同じCyberCode(ARマーカー)に対して、異なるインタラクションを発生させていることを示す原理試作的なデモビデオです。4Fでは、Koozytロゴが現れ、PlaceEngine for Android のムービーが再生、5F では、同じCyberCodeに対して、Androidロゴと Xperia PVが再生されています。(※ご注意: ビデオ中の端末は、開発中のビデオにつきX10ではありません)

イベント会場内のクウジット展示で技術説明しているのは、綾塚さん。綾塚さんは、私と同じく元ソニーコンピュータサイエンス研究所の研究者で、CyberCode, PlaceEngineともに発明者である暦本さん(東大/ソニーCSL/クウジット)とともに、CyberCodeなどのARやユーザーインターフェイスの研究を続けてきて、昨年からクウジットに参画いただき、クウジットの数々のAR技術領域の開発立ち上げに貢献してもらっています。

※ KARTは、ソニーコンピュータサイエンス研究所で開発されたCyberCode技術を利用しています。
※ PlaceEngine は、ソニーコンピュータサイエンス研究所で開発され、クウジットがライセンスを行っている技術です。

(2010.1.22 by Taka Sueyoshi)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする