大分県立美術館(OPAM)「アート&デザインの大茶会」企画展にて、美術家ミヤケマイ氏のインスタレーション作品づくりに参画

末吉です。

クウジットは、大分県立美術館(OPAM)にて、6月15日(金)から7月22日(日)まで開催されている「アート&デザインの大茶会」企画展において、美術家ミヤケマイさんのインタレーション作品づくりに参画、協力しています。これまで、ミヤケマイさんとのアートプロジェクトへの参画は、2016年の阪急うめだ本店「春笑う」をテーマにしたインタラクティブ作品からはじまり、2017年の資生堂LINK OF LIFE展における「真実の鏡」作品につづいて、3回目になります。


会期 : 2018年6月15日-7月22日
会場 : 大分県立美術館1階 展示室A(大分市寿町2-1)
主催者 : 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館

OPAM公式サイト:
http://www.opam.jp/

展覧会情報:
https://www.opam.jp/exhibitions/detail/328

ミヤケマイ公式サイト:
http://www.maimiyake.com/

ミヤケさんは常に見えるものと目に見えないもの、失われたり変容するフラジャイルなものと永遠に続くものに光を当て、文字通り私達の前に出現するのの全ての光と影を浮き彫りにする作家さんです。 今回の作品では、「現代の大茶室」や「現代における陰陽五行 – 伝統とハイテクの融合」などのキーワードとともにOPAMブログ紹介から引用すると、「人間を模した一本の筒としての迷路のような空間に鑑賞者を誘います。」とのこと。

クウジットとしては、本作品づくりにおけるプロジェクトマネジメントおよび、五行の[金の章]におけるインスタレーションにおいて技術協力しました。

開会式にて、アーティストトークの様子

展示オープン初日6/15、開会式とアーティストトークイベントが行われ、ミヤケマイさんいわく「作品全体にフィクションとノンフィクション、先端技術と伝統工芸、虚と実を多層に一貫したテーマで作っているので、それらフラジャイルな断片も集まれば集まるほど濃いミヤケワールドになり見えてくるものがあると思う。」とのこと。

まさに、空と実の融合、伝統工芸と先端技術との融合について、コンセプト企画フェーズからミヤケマイワールドをまじかで堪能、ミヤケマイさんご本人、そして、ミヤケさんにゆかりのある、さまざまなプロフェッショナルたちとご一緒させていただき、貴重な時間、経験を共有できました。展示設営期間中、図面上では把握していたものの、実際にリアルな空間がたちあがって、ミヤケマイワールドとして、その場が整えられ始めていくと、すごい!と率直に感心いたしました。思い返すと、ほんとみなさんの総力の結集。すばらしい!ありがとうございました。

展示オープン2日目の6/16には、ミヤケマイさんの「石の記憶」ワークショップにも参加させていただき、 大蔵山スタジオからの伊達冠石を使って、仙台の伊藤造園の庭師である藤野芳徳さんから止め石のつくりかたを教わりました。楽しい体験でした!

本企画展は、7/22までとのこと。ぜひとも、ちょっと早い夏休み。これを機会に大分OPAMまで、足を運んで体験してもらえるとうれしいです!

末吉

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