5/17「エミーとゼニーの金融論 in 新虎小屋 SEASON2 #4(ゲスト:前野隆司さん)」開催

末吉です。虎ノ門では✋さんと呼ばれてます。

先日2018/5/17(金)に、幸福学の第一人者である、慶應SDM教授の前野 隆司 (Takashi Maeno)先生をお迎えし、シーズン2の第4回目の対話会が開催されました!

いやー、楽しかったですね!たいへん多くのご参加まことにありがとうございました。地方学生支援チケットも、八ヶ岳から高校生が1名(お母さまと親子で参加)、新虎小屋に来てくれましたよ!うれしいですね、恩送りのおカネがつながりはじめました。前野先生、出張帰り&ご多忙なところ、懇親会までフル参加、まことにありがとうございました。

今回は、前野先生がゲストということで、前半を私自身がメインファシリテーターとして、私の興味の赴くまま、門前小僧のごとく先生と問答させていただきましたよ。もともと前野先生と対話のテーマとしてお話ししてみたいことが、いろいろあったのですが(事前メモご参考)、時間の関係や流れによって、全部は寄れなかったですが(特におカネ、貨幣感の話)、また機会があれば対話を続けていきたいなと思っています。後半は、いつも江上広行さんに戻って、会場からの質問に答える形で、さまざまな問答が繰り広げられましたね。教育の話から、八ヶ岳の子育て環境から、転職の人生相談から、… 会場からの質問も途切れることなく、その後の懇親会まで話は尽きませんでしたね。

対話会の様子は、下記にアーカイブされてますので、ご興味ある方は、ぜひご笑覧ください:
https://www.youtube.com/watch?v=clgMh5uc9NU
(私のうれしー!”前野めり”な様子を見たい方はぜひ!w)

そして、今回も新虎エリアの夜は、複数のイベントが同時開催、わちゃわちゃ、にぎわっていました。一軒となりのTREXカフェでは、カモン虎ノ門製作委員会が中心となり、日本酒イベントが開催。懇親会タイムでは、相互に交流が生まれました。虎ノ門のご当地キャラクター「カモ虎課長」や、グー・チョキ・パートナーズ ✊さんこと小野寺学さん、✌さんこと畑谷芳樹さんも入り乱れて、虎ノ門の升本のお酒「虎の御門(とらのごもん)」をギフトしてくれましたよ。

次回は、SEASON2 最終回、テーマは、「おカネ x 街づくり」、ゲストは、新虎小屋店主/カモン虎ノ門製作委員会の仕掛け人、小野寺学さんです!こうご期待。

そして、そして、(7月度はお休みして)SEASON3 初回となる8月度は、慶應SDM エミー&ゼニー研究の産みの親である、保井俊之先生との新虎小屋での対話も調整しています!前野先生は、おカネはとくに興味ない!とのことだったので、「幸せxおカネ」テーマは、その時にとっておこうかなとw

スタッフ協力いただいた半田志野さん、本條陽子さん、ありがとうございました。思えば、前野先生と共同研究をはじめたのが2015年度、こうして新虎小屋で対話会の時間を持てるのは(新虎小屋ができてすぐにスケジュール調整はじめたのでほぼ1年がかりかな?)、たいへん光栄、至福の時間でした。あざす!

■ 幸せとおカネにまつわる主観調査おねがい:
本イベントは、慶応SDM 保井俊之先生や前野隆司先生らとの「人を幸せにするおカネを創る」共同研究プロジェクトの一環としても開催しています。現在も学術的研究が続いており、お金と幸せに関する構造分析の研究に関する下記のアンケートにご協力いただければ幸いです。すでに前回回答いただいている方は不要です。(約100問/10分程度の簡単なアンケートです)

おカネと幸せに関するアンケートURL:
http://bit.ly/2C8pJCF

※ データは、個人は特定せず、統計解析情報として取り扱います。アンケートご協力いただいた方は、送信ボタンのあと表示される画面の「前の回答を表示」リンクをクリックいただけると、回答者全体の集計分析を閲覧することが可能です。これまでに、570人以上の方がたにご協力いただきました。まことにありがとうございます。

■ 事前メモ(ご参考):
1.主観の話
2.意識・無意識、[空]の話
3.テクノロジーの話
4.おカネの話
5.コミュニティ活動の話

1.「主観」の話
幸せって、とっかかりがないと思うのですが、アカデミックな定義とは何なんですかね。

幸福学、ポジティブ心理学、行動経済学(のなかの幸福の経済学(①感情としての幸福感、②生活満足度、③エウダイモニア)、…

主観的幸福度って、アンケートで測ってますが、アンケートしかないんですかね。

いずれにせよ、アカデミックだけではなく、ビジネス的にも、「主観」がこれからますますのテーマになっていくと思ってます。Facebookも、よりパーソナルな領域にシフトしてますしね。

2.意識・無意識、[空]の話

前野先生は、幸福学を専門とされているので、仏教など宗教者の方がたとの対話をはじめ、さまざまな幸せに資する活動の方々とおつきあいされています。日本人論、無意識に関する著書なども多く出されています。

[空] って何なんですかね?(クウジットは、[空]と[実]をつなぐ技術で社会に貢献する会社としています)

目には見えるもの、目にはみえなくとも本来そのものがあるべき姿のもの、いずれも、やはりそれは、主観的(な認知をとおって意識にのぼるもの)ですよね。受動意識仮説(にかぎらずですが)では、やはりどれも幻想になってしまうのですかね。

3.テクノロジーの話

ロボット工学者、触覚から幸福学へ。まさに、AIテクノロジーと進化とその先に、人+AI融合の世界は、どうなっていくのでしょうか。たとえば、幸せ感は、時代とともに変わっていくと思います。多様化する時代に、さらにAIアシストされる時代に、そのとき、人の主観である幸せ因子も多様化していくのでしょうか。それとも人の主観としては変わらない根源的なものがあるのでしょうか。

将来AIロボティクスに五感を強化されるような、身をゆだねるようなライフスタイルになったとき、AIロボティクスを信じるか、宗教を信じるか、その違いは、やはりありますかね。

信仰心のある人は、幸福度が高い。
テクノロジー信仰が強い人も高いですかね。

4.おカネの話

おカネの話。アカデミック領域では、おカネと幸せに関する活動には、どのようなものがあるのでしょうか。

おカネと幸福学/行動経済学との関係。
年収と幸福度、カーネマン
利他的なおカネの使途と幸福度、エリザベス・ダンら
前野先生の貨幣感は?

5.コミュニティ活動の話
私自身、幸福学や、新虎小屋コミュニティ活動など、ソニー時代には想像もつかなかった活動で、幸せ感を感じています。

やりがい、いきがいなどの使命感があったり、利他的な人が、共同体への貢献を幸福と感じる話。

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