2011年度グッドデザイン賞受賞式に参加してきました

末吉です。
東京国立博物館の位置連動型ガイド「とーはくナビ」が、インタラクションデザイン領域で、グッドデザイン賞を受賞し、11/9 にミッドタウンホールで開催されたグッドデザイン賞の表彰式に東京国立博物館(TNM)の今井さん、ソニーCSLの本條さんとともに参加してきました。

※ グッドデザインには、事業プロデューサーに、今井さんと私、デザインディレクターに、長谷川踏太さん(TOMATO), 本條さん(ソニーCSL), 藤田さん(TNM)、そして、デザイナーとして長谷川さんという名前で登録させてもらいました。


式典の最初に、審査委員長の深澤直人さんからのメッセージ。

今年のテーマは、「適正」。冒頭に、震災後のグッドデザインとして、「適正なデザインとは何か?そのデザインは、適正なのか?」というテーマを考えざるを得なかった。とのコメントがありました。深いお題です。

会場には、受賞作品の一覧リストが並んでします。
「とーはくナビ」ありました! お隣は、MUJI NOTEアプリですね。


今井さんと記念撮影


本條さんと今井さん

「とーはくナビ」のデザインディレクターの1人、ソニーCSL 本條さんから受賞コメントをもらいました:
「今年の金賞受賞作品を見て、改めてデザインの評価が「モノ」自体の形状だけ
でなく、モノを利用した際に体感できる価値や機能のデザインに移行してきてい
ることを実感しました。今回、グッドデザイン賞を受賞した我々の位置連動型
博物館ガイド「とーはくナビ」も本来であれば現地で体験しないとその良さが伝
わりにくく(※)、会場での展示には若干手こずりもしましたが、この流れの中で評価
いただけたことを大変嬉しく思っています。」
(※) 「とーはくナビ」の元となる「ロケーション・アンプ」コンセプトに込めた想いについては、こちら

実際、金賞大賞に選ばれた作品群を概観すると、医療やヘルスケア、エコ、震災関連でのデザイン取り組みなど、2011年を代表する、もしくは、今後のトレンドをうかがいしることができます。

大賞は、震災での移動支援、通行実績マップの取り組み。

「Google Crisis Response」自動車・通行実績情報マップは、こちら
「Yahoo!地図」道路通行確認マップは、こちら

位置情報x集合知が社会貢献につながる事例として、位置情報業界にたずさわるものとして、純粋にうれしく思います。

また、我々「とーはくナビ」が受賞したインタラクティブデザイン領域では、マイクロソフトのKinectが金賞に選ばれていました。これは、単にゲーム商品やone of 入力デバイスとしてのデザインというよりも、ナチュラルインターフェイス技術のコンスーマー商品への普及や次世代のインタラクティブデザインにおける大きな可能性が評価されたものと感じ、これもまた今年のインタラクティブデザインの動向を代表していたように思います。

さて、2011年を早くも振り返りモードになってしまいましたが、そんな時代の流れの中、次は、どんな「空」と「実」をつなげて社会に貢献していこうか!とわくわくする毎日です。

(by Taka Sueyoshi)