NTTアーバンソリューションズ(以下、NTT-US)、SAMURAI ARCHITECTSならびにクウジットの3社は、秋葉原UDX(NTT-US本社)6階にある実験的ライブオフィス「未来のオフィス 4×SCENE」内の会議スペースにおいて、生成AIの活用により、会議の”活性度”や”雰囲気”をリアルタイムにデジタルアートとして可視化し、働く人のWell-beingを支援する「Well Meeting Wall(ウェルミーティングウォール)」の実証を開始しました。

■会議の雰囲気がアートになる「Well Meeting Wall」とは
今回の実証実験では、会話や笑顔の多い会議を雰囲気の良い会議と位置づけ、会話の量に応じて木が育ち、笑顔が増えると花が咲く”木のアート”による演出を行っています。会議の雰囲気が悪いと雨が降り、時には動物が現れて笑顔を誘います。このような”木のアート”が会議の雰囲気を会議参加者にさりげなくフィードバックをすることで、会議参加者に雰囲気良く会議を進めるための”気づき”を提供します。
この”木のアート”は、壁に設置されたカメラがセンシングした笑顔と会話の量をもとに、生成AIが4分ごとに1本ずつ⽣成し、会議スペースの壁に設置された2台の⼤型サイネージにリアルタイムに表⽰されます。そして会議終了後には、会議中に表示された”木のアート”を連ねて、絵巻物のように”その会議の⾵景(会議の質)ˮを表示します。これにより、木々の成⻑や⾊彩からその会議を振り返ることができます。会議を感性で振り返る新しい会議ログの形です。
■ Well Meeting Wall 実証実験の体制
NTTアーバンソリューションズ:
- これからの働き方と未来の会議空間の企画
- 実験的ライブオフィス「未来のオフィス 4×SCENE」の企画・運営・見学対応
クウジット:
- ウェルビーイングな空間プランニング、センシング技術として笑顔計測、発話量計測
SAMURAI ARCHITECTS:
- ウェルビーイングな空間プランニング、デジタルを活⽤した空間設計
- ⽣成AIを使ったデジタルアート制作


クウジットは、今後ともNTT-USおよびSAMURAI ARCHITECTSと連携して、未来の会議室およびウェルビーイングな空間価値を向上する介入施策の取り組みにチャレンジしていきます。
NTT-USからのプレスリリースはこちら。
クウジット共創事業プロジェクトサイトはこちら。
(2025/7/12追記)
SAMURAI ARCHITECSとクウジット両者が推進していた、ウェルビーイングな空間価値モデル化事業が起点となり両社の合弁会社 Maison Technologyが設立されました。