ISID、ソニーCSL、クウジットの3社で事業推進している、因果情報分析サービス「CALC」ですが、ANAでの取り組みがISIDよりリリースされました。
ANAにおいてAIによる要因分析ツール「CALC」の検証を開始
~AIの活用で業務高度化・革新のアイデア創出に寄与~https://www.isid.co.jp/news/release/2019/1030.html
■CALC について■
CALC は、多様なデータから潜在的な重要因子の存在可能性を含む高精度な因果モデルを推測し、現状を把握してビジネスの施策決定を支援する独自の AI 技術です。株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下ソニーCSL)が開発した独自の技術である CALC を、ISID・ソニーCSL・クウジット株式会社の 3 社が 2017 年 5 月に製品化し、解析ツール・データ分析・コンサルティングなどを含む統合的なサービスとして提供しています。
機械学習やディープラーニングといった AI の多くの手法は予測機能を持ちますが、因果的関係は推測しないため、施策のための要因分析には適していないことが度々指摘されています。これに対して CALC は、データから改善したい項目(改善項目)に直接的に影響を与える項目(因子)を、因果モデルとして導き出すことができます。したがって、マーケティングにおける購買・顧客満足度の要因分析や製造業における不具合事象のメカニズム解明において、何が因果的に関係しているのかが容易に理解でき、課題解決に向けた施策・改善のポイントが明確になります。
CALC の詳細はこちらをご覧ください。 http://innolab.jp/calc/
* CALC はソニー株式会社の登録商標です。