Maker Faire Tokyo 2016に出展しました! ~ものづくりで「街での ヒト・モノ・コト を面白く!」~

東京ビッグサイトで開催中の「Maker Faire Tokyo 2016」に今年もクウジットは出展しています!

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IoTなどの技術を駆使して街を盛り上げることをモットーとするクウジットの出展テーマは

「街での ヒト・モノ・コト を面白く!」

・・・のはずでしたが、
社内で「出展しよう!」と声掛けしたところ、我らが空実テクノロジストたちは
「俺も出したい俺も出したい」
と、どんどんアイデアを乱造しだし、、非常にカオスな展示内容となってしまいました。

で も い い ん で す

ものづくりの力で普段の生活をでクスっと笑えるものにしようという基本コンセプトはどのアイデアも同じなので、たとえカオスでも今回も張り切って展示させていただきました。

では、その内容を簡単にご紹介しましょう。

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まずは今回の目玉!その名も「あだ名プリンタ」です!

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誰に対してもすぐにナイスなあだ名をつけてくれる某タレントさんが有名ですが、我が社が提案するのは、ITの力を使って自動であだ名をつけてしまおうというシステムです。

カメラで認識したあなたの顔や姿を、Google Cloud Vision API を活用して人物認識を行い、そしてその結果を「空実あだ名ジェネレータ」に入力してナイスなあだ名を生成します。

ちなみに私もあだ名をつけてもらったところ
「オレンジちゃん」
でした。

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うん、、、まあ、、、そうね、オレンジちゃん。いいね!

ナイスなあだ名で街はみんなハッピー!

そしてお次は、クウジットの9軸センサーボード「Q.board」を使ったシリーズです。

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まずは「Deep Baby」!
別名を「ディープラーニングな赤ちゃん」です!

本邦初公開ですが、Q.boardの拡張ボード「Q.plus」を使えば、9軸センサーに加えて気圧センサーも活用することができます。
赤ちゃんのぬいぐるみに搭載したQ.board/Q.plusを使って赤ちゃんをうまく「高い~高い~」すると、赤ちゃんがきゃっきゃと笑ってくれるんです。
事前に「赤ちゃんを高い~高い~する」という動作をディープラーニングにかけて判定器を生成し、9軸センサー/気圧センサーからの情報をその変換器にかけて「高い~高い~」判定を行っています。

恐らく「高い~高い~」をディープラーニングにかけたのは世界中で弊社が初なのではないでしょうか?

しかも、そのセンサー情報は「笑い声」MIDIに変換されて、BLEにのせてPCに送信して再生するという回りくどさ。

これで誰でも「正しい高い~高い~の仕方」を学ぶことができます。赤ちゃんも家族もみんなハッピー!

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そして次は「INSTRUMENT AUGMENTATION ~オタマトーンBLE MIDI版~」です。

ご存じ明和電機さんの傑作「オタマトーン」を使って、そのセンサーから得られる情報をやはりMIDIに変換してBLEにて飛ばしております。
「オタマトーンでもっと豊富な音を奏でられたらな。。」という街のみなさんの悩みをこれで解消!
みんなハッピー!

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次です!

Q.boardは浮動小数点演算も可能なので、3Dレンダリングもお手の物。
小さな箱に小さな液晶と小さなQ.boardを搭載し、そこに国際宇宙ステーション「ISS」をリアルタイムレンダリングして9軸センサーに連動させてぐるぐる回す展示もさせていただきました。

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まだまだ続きます!

今度はこれまでと打って変わって実用的な一品。
会社の会議や学校の授業がどれだけ盛り上がったか、「表情解析カメラ」を使って簡単にその様子を振り返ることができる便利なシステムも出展いたしました。

ソニー株式会社の顔認識エンジンとクウジットのシステムが連携して、長い会議や授業にて「みんな笑顔で盛り上がった瞬間」「退屈で顔をうつむいていた瞬間」を分かりやすいGUIで簡単に検索することができます!
これがあれば、その授業が面白かったかも簡単に評価できる!盛り上がったところだけ後で振り返ることもちょちょいのちょい!

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最後はクウジットの人流測定システム「DF.sensor」を使って、熱気むんむんな会場の混雑度をリアルタイムに測定・展示いたしました。

スマホなどのWi-Fi端末から出る電波を測定して、その数をカウントする仕組みですが、

「お、**時ごろは空いているんだな!」
「昨日に比べて今日は大混雑だ!」

という情報が一目瞭然なので、ご来場いただいた多くの皆さまにご興味を持っていただけました!

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おっともうひとつオマケ。

上記のDF.sensorを何台か会場に持ち込んだのですが、とても小さな箱なので、もしまんがいち盗難に会ったらアレだなーと思い、Q.boardを使って盗難ブザーも自作してみました。
一見フリスクの箱なのですが、中にはQ.boardが内蔵されており、USB端子でDF.sensorとつながっています。ドロボーがこのUSB端子を抜いて、ちょっと振動させると、ブ・ブ・ブーーーーーと大きなブザー音が鳴り響きます。
(あ、もちろん盗難はありませんでした。Maker Faire Tokyoにご来場される方々にそんな悪い人は居ないのはわかっていたのですが、、、まあ、自作したもののアピールということで。。)

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・・といったアイデアを、小さなテーブルひとつに凝縮して、多くのご来場のみなさまに説明させていただきました。
あーつかれた。

さてさて、駆け足での紹介になりましたが、いかがでしょうか?

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年の一度のものづくりの祭典にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
これからもクウジットは最先端のITやIoTを駆使して、日々の暮らしをちょっと面白くするものづくりに今後も精力的に取り組んでいきます。

「街での ヒト・モノ・コト を面白く!」

ご期待ください!

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