6/17 研究とビジネスの境界で@高松にて

第23回 人工知能学会 全国大会@高松に来ています。
瀬戸内海を望み、今日はいい天気です。

大向さん(国立情報学研究所/グルコース)からご招待いただき、特別セッションの講演とパネルディスカッションを引き受けさせていただきました。

特別セッションのお題は、「研究とビジネスの境界で」

他の講演者/パネリストの方々は、岡本真さん(Academic Resource Guide: ARG)、橋本大也さん(データセクション株式会社)、新谷虎松さん(名古屋工業大学大学院)、藤本和則さん(近畿大学)、大向一輝さん(国立情報学研究所)といった顔ぶれ。

私は、ソニーCSLでの研究成果「PlaceEngine」の技術概要と応用事例、ソニーCSLという研究環境も交えながら、暦本さんとの出会い、研究シーズから商品化、そしてベンチャー化に至るまでの試行錯誤を中心に語らせていただきました。

岡本さんは、Webサービスのプロデュース業や、ARGの活動を背景に、産学連携の領域で活動されている方で、講演では、Webサービス領域での産学連携事例などを総括的にまとめて紹介してくれたのがとてもわかりやすかったです。

橋本さんとは、実は、先月も橋本さん主催のデジハリで開催されたARセミナーの講演依頼をいただき、ご一緒っだったのですが、続くときは続くものです。たまたま高松でもご一緒となりました。ダイヤさんは、「ギークとスーツのバランス経営」と題して、おもしろおかしく研究者とビジネスマンとのGAPについてポイントを紹介していました。(※ギーク:技術ばかり考えている人、スーツ:ビジネスばかり考えている人と簡単に定義した上で)

たとえば、どんな調子かというと、「ギークは、簡単な言葉で話すべし! ~ ギークは、スーツに自分の能力があることを説明しなくてよい。得てして、ギークは、自分の能力について(自分がどれだけすばらしいかを)説明したがる。スーツは、(あなたに声かけた時点で事前に調査しているし)十分あなたの能力については評価している。だから、ギークにとって重要なことは、スーツが理解できるための、なるだけ簡単な言葉で説明できる能力があるかだ。コミュニケーション能力」

# しかし、年間500冊購入の300冊書評って…スゴい

さてさて、事前に知らなかったのですが、参加者の方々から教えてもらったのですが、明日は、マーヴィン・ミンスキー(MIT)の特別講演があるのですね。AIの父、AI関係者だけでなくとも伝説の人ですね。おいくつなんだろう。

でも残念ながら仕事で移動、講演を聞くことはできません。残念。(by Taka Sueyoshi)

高松城跡を眺める

瀬戸内海フェリー乗り場を眺める

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする