AIによる因果分析サービス「CALC 4.0」のリリースと「CALC Lite」トライアルについて

株式会社 電通国際情報サービス(以下、ISID)は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)およびクウジット株式会社と3社共同で事業展開する人工知能(AI)技術による因果分析サービス「CALC(カルク)」に新機能を搭載した「CALC 4.0」の提供を2021年10月27日より開始しました。

また、ISIDは、「CALC」をクラウド上で簡単に体験できる「CALC Lite(カルク ライト)」の無料トライアル企業の募集を、2021年末まで10社限定で実施します。

■ CALC 4.0について

CALCは、従来の解析手法では推定が難しいデータ内関係因子における直接的な要因・原因を抽出することが可能な技術で、これまでに、製造業、金融業、サービス業をはじめソニーグループ各社にて活用されてきました。最新版の「CALC 4.0」では、シミュレーションにより推測された要因に対策を打つ(介入する)場合、結果がどう変わり、どのような副次効果があるかを示す機能を実装しました。これにより、介入による結果の改善度合いと、副次効果を同時に検証できるため、より効果的・効率的な意思決定が可能となります。

今回の最新版では、以下の機能が追加されています。
・介入時の副次効果のシミュレーション機能
・因果モデルの推定に専門家の知見を反映する機能
・データの関係を可視化する機能

また同時に、ユーザー向けe-ラーニングサービス(有償)を開始します。

詳細は以下をご覧ください。

お知らせ(株式会社 電通国際情報サービス)
https://www.isid.co.jp/news/topics/2021/1027.html

■CALC Liteについて
CALC Liteは、CALCをクラウド上で簡易に体験できるサービスです。因果関係や改善効果等のシミュレーション結果を、文章・図・グラフなどでわかりやすく表示する機能を備えており、プログラミング技術やデータ分析の専門知識が無くても、誰でも簡単に因果分析を体験することができます。また、クラウド上で稼働するため、分析を実行するハードウェア、ソフトウェア環境を準備することなく、利用可能です。これにより、CALCの本格導入を検討するに際し、その導入効果や利用イメージが予め明確となり、スムーズな導入が可能となります。

詳細は以下をご覧ください。

お知らせ(株式会社電通国際情報サービス)https://www.isid.co.jp/news/release/2021/1104.html

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする