2021/10/5 ソニーグループ株式会社 R&Dセンター シニアUXプランナーの阪井祐介さんに、ゲストトークのご講演いただきました。
阪井さんは、ソニー入社から20年にわたり、距離の制約を超えて”あたかも同じ空間にいるような”自然なコミュニケーションを可能とするテレプレゼンスシステム「窓」の実現に向けて、研究開発されており、また、その社会実装も手掛けられております。
「窓」は、“あたかも同じ空間にいるような”自然なコミュニケーションの実現に向けて、「臨場感」と「気配」という二つの要素を大切にしているとのこと。「臨場感」についてはソニーの強みである映像や音響のクオリティを追究し、また、「気配」については、そもそも人間がどのように人や空間を認識しているのかという認知心理学やインタラクションデザインの知見を応用しているとのこと。そして、社会実装活動についても、オフィスや、医療・介護、教育、地域創生等のさまざまな領域でコンサルティング事業等を展開。
研究開発から社会実装まで、大企業のなかで紆余曲折もありながら、長年にわたって一気通貫で手掛けられ、継続は力なりをクウジット一同感心して聞いており、また刺激をたくさんいただきました。阪井さんの趣味は、ヨット、合気道、そして放浪とのこと。なるほど、バイタリティの源泉は、放浪、さすらいかもしれませんね！
(追記）2022年１月、阪井さんからご連絡いただき、さらなる社会実装を進めていくための「窓」の事業会社として、MUSVI株式会社を創業したとこと。おめでとうございます！
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