北見工業大学で、研究の社会実装と十勝での挑戦を紹介しました

2026年9月7日、北見工業大学 Sharifu Ura教授にお招きいただき、学生のみなさんにクウジットの取り組みを紹介しました。

Ura先生は、製造工学や設計・生産システムで、インダストリー4.0やアディティブマニュファクチャリング(付加製造・3Dプリンティング)などがご専門。Ura先生とは、元ソニーCSLの竹内雄一郎さんから紹介いただいたつながりです。

当日は、Ura研究室を中心に、学部3年生から博士課程まで、海外からの留学生を含む学生のみなさんに参加いただきました。クウジットからは、代表の末吉とCMOの雙木が登壇しました。

研究を、研究で終わらせない

クウジットは2007年、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)の研究成果を社会実装するスピンアウト企業としてスタートしました。

今回のセミナーでは、屋内測位、AR、ウェルビーイング、因果分析、AIなど、約20年間にわたって取り組んできた事例を紹介。成功事例だけでなく、途中でピボットした事業や失敗談も交えながら、「研究と事業のあいだをつなぐ」クウジットの仕事についてお話ししました。

技術そのものをつくるだけでなく、その技術からどんなサービスや事業、そして未来の「当たり前」を生み出せるか。クウジットが大切にしている「妄想エンジン」についても紹介しました。

「AIだけの世界に閉じこもらないで」

質疑応答では、学生のみなさんから多くの質問をいただきました。

「小さな会社だからできること、大企業だからできることは何か」

「ドローン以外に、農業でAIはどう使えるのか」

「なぜ笑顔を使った研究をしているのか」

そして学部4年生からは、

「研究で新しい視点を得るためには、どんなマインドが必要ですか?」

という質問がありました。

末吉からは、自身の研究開発時代も振り返りながら、研究は、ときに孤独な仕事です。先人の研究の上に、自分はどこをやるのかを探していく、自分との戦いでもあります。だからこそ、AIとの壁打ちだけでサイバー空間の中をずっとループするのではなく、友人との会話やリアルな体験との間を、バランスよく行き来してほしい。とお話ししました。

生成AIが当たり前になりつつある今だからこそ、私たち自身にも返ってくる問いだと思います。

次のフィールドは、北海道・十勝

後半は雙木から、現在、北海道・十勝で進めている新たな取り組みを紹介しました。雙木の実家でもある農業法人「さんさんと」の農場を使って、クウジットとしても新規事業を建てつけようとしています。

農業生産の現場を、AIやドローンなどのテクノロジーを試すR&Dフィールドとしても活用し、農業者が持つ熟練知を次世代へどう継承していくかなど、新しいAgri-Techの可能性を探っています。

目指しているのは、農業も、大工仕事も、AI開発もできる場所。

学生のみなさんにも10月に予定している十勝でのイベントや、インターン・アルバイトをご案内したところ、「十勝へ行ってみたい」といううれしい声もいただきました。

学生との対話から、新しい共創へ

質疑応答では、AIの農業活用、小さな会社と大企業の違い、研究で新しい視点を得るためのマインドなど、多くの質問をいただきました。

学生のみなさんの研究テーマも、生成AI×機械設計、3Dプリンティング、木組みのデジタル化など興味深いものばかり。特に、熟練者の知識をデジタル化する研究には、私たちが十勝で取り組むテーマとの共通点も感じました。

会社説明会として始まった今回の訪問でしたが、採用だけでなく、大学の研究とクウジット、そして十勝のフィールドをつなぐ新しい可能性も見えてきました。

Ura教授、そして参加いただいた北見工業大学のみなさん、ありがとうございました!

研究を、研究で終わらせない。

北見と十勝を行き来しながら、学生のみなさんとも新しい挑戦をご一緒できることを楽しみにしています。

クウジットでは学生インターン・アルバイトを募集しています

AI・生成AI、ソフトウェア開発、ものづくり、農業、R&Dの社会実装、新規事業づくりなどに興味のある学生のみなさんからのご連絡をお待ちしています。

オンラインで参加できるプロジェクトのほか、北海道・十勝のフィールドでの活動もあります。

さんさんとお問い合わせ(十勝)
クウジットお問い合わせ(東京)

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