末吉です。
先週末1/27(日)、2019年初のエミー&ゼニーWSを、群馬県前橋市で開催してきました。毎度おなじみの、URUU代表&グロービス経営大学院の江上 広行さん、職業 半田志野こと半田 志野さんとともに。
今回、日本ファシリテーション協会(FAJ)群馬サロンの井上 雅光さんにお招きいただき、その例会としての開催となりました。昨年、井上さんが、新虎小屋(東京・虎ノ門)で毎月開催している「エミーとゼニーの金融論」対話会に会いに来てくれたことがきっかけとなりました。新虎小屋としても、うれしい展開ですね!
主催、運営協力いただいたFAJ群馬サロンのみなさま、およびワークショップご参加いただいたみなさま、まことにありがとうございました。エミー&ゼニー研究チームのみなさんも準備協力ありがとうございました。
本ワークショップでは、毎回、幸福学の基礎として、慶應SDM 前野先生が提唱する幸せの4因子モデルの説明とともに、幸福度調査を行っています。ここ1年は、試行錯誤の末、ワークショップ全体の構成を、オリエンテーション⇒ゼニー経済圏⇒エミー&ゼニーMixed経済圏⇒ふりかえりと対話という流れにしておりますが、そのゼニー前、およびゼニー後/Mixed前⇒Mixed後の計3回計測しています。
簡易的には、その場でフィードバックしているのですが、あらためて、全体の統計結果ですが、今回、ゼニーセッションにて、幸せの第2因子が有意に低下。エミー&ゼニーMixedセッションにて、第1因子・第2因子・第3因子・第4因子、4因子全体、ポジティブ感情、ネガティブ感情とすべて有意に改善。ワークショップ全体を通しては、第2因子以外のすべての項目で有意に改善しました。
なるほど、なるほど。
今回の参加者は、幸福タイプ(幸せの4因子/4ビットの優位パターン)の分布がとても多様性だったのです(たぶん過去最高に分散していたのではないかな)。そして、小学生女子の親子での参加が3組あったこと。前橋だったこと。江上さん&しのさん&末吉の気分、体調がよかったこと、などなど、いろいろな要因が考えられますね。(さらなるデータをあつめて、次の展開で、CALC因果情報分析の登場ですかね!)
いずれにせよ、お金と幸せにまつわる探求の旅は2019年も続きます。新しい金融の世界にも、街づくり界隈にも、幸せコミュニティ界隈にも、同志の方々が、増えて頼もしい限りです。オープンイノベーション界隈では、今年は(も)、すでに、DBIC(経団連関連)や中部経済連合会の方がたにもご依頼いただいているので、楽しみです。
エミー&ゼニーWSの企画開催のご依頼の窓口は、江上さん。URUU社からお申込みいただけます!
■ エミー&ゼニーWSについて:
https://www.uruu.biz/emmyzeny
最後に、本ワークショップは、慶応SDM 保井 俊之先生、前野 隆司先生、クウジットとの「人を幸せにするおカネを創る」共同研究プロジェクトの一環にて開催しており、現在も学術的研究が続いています。
本研究プロジェクトの一環にて、お金と幸せにまつわる構造分析研究のテーマを推進するために、ぜひとも「おカネと幸せに関するアンケート」にご協力いただければ幸いです。すでに前回回答いただいている方は不要です。(約100問/10分程度の簡単なアンケートです)
■ おカネと幸せに関するアンケートURL:
http://bit.ly/2C8pJCF
※ データは、個人は特定せず、統計解析情報として取り扱います。アンケートご協力いただいた方は、送信ボタンのあと表示される画面の「前の回答を表示」リンクをクリックいただけると、回答者全体の集計分析を閲覧することが可能です。