先日、東京国立博物館のリニューアルにあわせて、公式ガイドアプリ「トーハクなび」(ver.2.0)が公開されましたが、今回は、博物館リニューアル後の様子を紹介したいと思います。
まず正門向かって右にある建物、正門プラザがオープンしました。ここには、チケット売り場、各種インフォメーション、ミニミュージアムショップが入っているようです。ミニミュージアムショップは、チケットを購入しなくても入れますね。
チケット売り場は、道路に直せず面さず、ミニミュージアムショップの奥に位置しています。
ガラス張りの受付インフォメーションは、これまた開放的で明るいです
インフォメーションには、「トーハクなび」ダウンロードの案内パネルも設置されていますね。
代表の末吉も、「これはうれしい限り!」と告知パネルと記念撮影。
実証実験からはじまった「トーハクなび」が、博物館としても公式ガイドとして認知されてきた証拠です。
さて、昨年末からリニューアルのため閉室されていた本館1F 15~19室を回ってみます。
展示ケース類が一新されてます。展示台が個別にガラスで覆われており、透明度があがったことで、展示品が見やすいこともありますし、壁全体を白くなり、遠目にみても、とても見通しがよく、部屋全体が明るく感じました。
18室の近代美術の展示スペースも一新。とても明るくなりましたね。ここ18室では、以前「トーハクなび」でのトーハク劇場コースのARマーカーを設置したことがあるのですが、部屋全体の調光が暗かったため、カメラ認識用にスポットライトをあてたくらいでしたので) まったく雰囲気が変わって、見るものの印象も異なってきます。天上からの明かり、新しい展示ケース、背景を白にしたことなど、全体のトータルなデザインのなせる技なのでしょうね。
ところで、15室と16室の間にあるドアから庭園につながるベランダに出られるんですよ。(庭園自体の散策は、春・秋の年2回の限定公開です)ここは、これまでドアが閉まっていましたので、ベランダに出て、庭園をバックに記念撮影している方々も多く見受けられました。
見どころ満載の春の東京国立博物館。企画展(キトラ古墳壁画や栄西と建仁寺展)で、たいへんにぎわっていますが、ぜひリニューアルされた本館の総合文化展へも足を運んでいただき、さらに、その際は、「トーハクなび」ガイド片手に楽しんでいただければと思います。
「トーハクなび」iOS版ダウンロードは、こちら
「トーハクなび」Android版ダウンロードは、こちら
(by koo)