今年のG空間

こんにちは、塩野崎です。
昨年度に続き、本年度もG空間関連の国プロに参画させて頂きました。
今年は何と事業が 12/25 に終了というハードなスケジュール。11月から12月にかけて開発の追い込み、各種実証実験・デモ・成果報告の対応で大忙しでした。年末の前に軽くご紹介を。

今年度は、総務省、G空間防災システムとLアラートの連携推進事業において「G空間地下街防災システムの高度化・実証と普及・展開」に関わりました。昨年度同様、代表は立命館大学の西尾先生です。
既に、総務省のHPに成果報告の資料がアップされてます。
先週 12/17 に総務省の成果報告会がございました。
実は西尾先生のご都合が合わず、当日は僭越ながら、わたしから成果報告をさせて頂きました。おかげさまで柴崎先生にも有益なコメントを頂き、今後の普及展開にもつなげられたかと思います。

そして、今週 12/22 には大阪で大阪地下街・総務省関係者を集め、最終成果のデモ発表会が行われました。

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細かい内容には、改め報告させて頂きますが、今回は、Lアラート連携対応に加えて、大規模で複雑な大阪地下街におけるゲリラ豪雨・津波発生時の浸水対策を支援する機能を実現しました。昨年度構築した防災センターアプリに下記機能を追加しました。

  • Lアラート情報も災害情報タイムラインに表示
  • ビルの屋上に設置した雨量計情報の表示
  • 浸水し易い地下街出入り口にIPカメラを設置し、その状況を監視する機能

G空間システム構成要素図

昨年度と今年度追加した機能の関係を表すシステム構成図を上に示します。
雨量計は雨が降っていないとデモできないのですが、今回は防災センタータブレットアプリを体感頂くため、過去の豪雨のデータを元に仮想的に雨が降っている状態を再現する仮想雨量計も実装しました。アプリでは、この地域の浸水対策プランから割り出された雨量に対して、警戒レベルを画面に強調表示する機能と、警戒レベル変化時に対策本部でとらなければいけない指示を自動的に災害情報タイムライン表示する機能(下図参照)を用意しております。この機能を介して、浸水時に対策本部・防災センターの職員の方々がスムーズに行動できればと思っております。

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まだ本システムが稼働してから大雨は観測していないのですが、ちょっとした雨の状態を遠隔からモニタリングすることができ、非常に興奮しました。まさに IoT。更に発展して行きたいと思います。

やっと開発と実験まわりが落ち着いたのですが、これら本事業の報告書作成と最終事務処理モードに入ります。年明けてからその他の機能、全体の総括について再度ブログで報告したいと思います。
ご期待ください。

regards,
shio