Koozytは、4/1に開催された同社のFY09事業計画発表会において、「KART: Koozyt AR Technology」と称して、同社共同創業者で技術顧問でもある暦本氏(東大&ソニーCSL)を中心に、これまでのAR技術の研究成果をベースにした画期的なARシステムの実用化開発に乗り出すことを発表した。ブロガーとして参加することができたのでレポートする。
発表資料によると、その第1段は、「iPhone だけで裸眼3D&ARカメラ!」という代物。
同関係者筋によると、Ad Hoc通信によりネットワーク接続された2台のiPhone同士が同期し、カメラ映像によるリアルビューとともに、PlaceEngineによる空間認識と、映像からの特徴抽出技術により、その場に適したCGオブジェクトを合成し、3D映像として像をつなぐというシロモノのようだ。
また、2台のiPhone に搭載されている運動センサーの時系列データの特徴解析により、ユーザーがどのような映像に興味あるか注視パターンを取り出すことができ、脳波マーケティングにも活用されるという。
#ん、…イロモノ?
被験者の同社CTOのニヤケ具合によると、これは、本当に脳波マーケティングを活用して、考えていることが立体映像化するイロモノなのかもしれない!と思えてきた。
同社CTO談「よく見るとデブだ…」
同社CEO談「やりなおし!」
日夜、KART(Koozyt AR Technology)の試行錯誤が続いているようではある。
FY09も、Koozytからますます目がはなせませんな!
(2009.04.01 by Koozytマニア)