【CNET BLOG転載】部屋にソニーを置いてみよう!ARレイアウトシミュレータが公開

ソニーマーケティング、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)、およびクウジットは、ARレイアウトシミュレータ[β版]を共同開発しました。
クウジットは、ソニーCSLで研究開発された「CyberCode(サイバーコード)」(2次元コードの1種)を利用して「KART Webカメラソリューション」を開発、提供しています。

ARレイアウトシミュレータでは、パソコンに接続されたWebカメラに、CyberCodeをかざすと、その位置や角度に応じて、指定のソニー製品が置かれている様子を再現、体感することができ、レイアウトのシミュレーションが可能です。

ソニーHP > 製品情報 > ソニーのヒト・コト > サイエンス&テクノロジー
URL: http://www.sony.jp/hitokoto/ar-simulation/

専用のCyberCodeを印刷して、Webカメラでかざしてみましょう
(そろそろ、ほんとにTV買い替えなきゃー!ソニー時代の初月給&B級品で買ったブラウン管TVがまだ健在なのですw)

家のリビングルームや書斎に、ソニー製品が出現!ほら、このとおり。

ぜひ、お手持ちのパソコンでARを体験してみてください!

ソニーCSLの茂木さんにもARレイアウトシミュレータを体感してもらいました。

BRAVIA 46インチを楽々持ち上げて、力持ちですね〜! 今日から2日間、ソニーCSLでは、2年に1回のオープンハウスを開催中で、Koozytも出展しているのです。(ただ、一般には招待制なので、その様子は、Blogなどで別途紹介できればと)

(追記: 2010/7/27)
遅ればせながら、写真を1枚追記です。
ソニーCSL オープンハウスでは、デジタル評論家の麻倉怜士さんもKoozyt展示に立ち寄っていただき、ARレイアウトシミュレータを体験いただきました。麻倉さんとは、VAIO C1時代にソニー本で取材いただいたのがご縁なのですが、Koozyt独立以来久々お会いすることができました。

麻倉さんからは、下記のようなコメントをいただいていますので紹介します。
「いつもオープンハウスは驚きが多いのですが、今回は特に研究者の思いが反映したパーソナルな研究内容が多く、とても楽しめました。また次回も期待しています」
(追記:ここまで)

さて、暦本さん(東大/ソニーCSL/Koozyt)が、ソニーCSLで手がけた世界初のマーカーARの研究成果(ナビカムやCyberCodeなど)が、下記ビデオ(1996年当時)です。私が、暦本さん研究のナビカムの魅力に惹かれ、カメラ一体型ノートPC(初代VAIO C1)にCyberCode Finderとして標準搭載して、AR体験にチャレンジ、提供はじめたのが1998年。これは、当時のASCII.jpの記事(我ながら、若い!) そして、いまやノートPCには、当たり前のように、Webカメラとして小型カメラが内蔵され、手軽にAR体験をすることができる時代になりました。非常に感慨深いし、これからますます楽しくチャレンジングなAR時代になっていきますね!

3D CyberCode 1996 (the origin of PS3 Eye of Judgment)

※ CyberCode 技術は、クウジット株式会社にライセンス提供されており、KART(Koozyt AR Technology)ソリューションとして商用展開されています。「KART Webカメラソリューション」は、パソコンとWebカメラがあれば、インターネットにアクセスするだけで、手軽にAR体験をユーザに提供することのできる事業者向けのソリューションです。マルチプラットフォーム(Mac, Windows, Linuxなど)に対応しており、作成されるARコンテンツは、各種Webブラウザ(IE, Firefox, Safariなど)上で、Flashコンテンツとして再生可能です。

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