ミッドタウンホールで開催されたグッドデザイン賞の表彰式に参加し、PlaceEngineのGデザイン賞表彰状を受け取ると同時に、大賞選出に参加してきました。
今年のグッドデザイン大賞は、岩見沢駅舎プロジェクト。 このプロジェクトは、駅舎そのものの建築デザインの枠を 超えて、市民と一体となって「まちづくり」、地域活性化 プロジェクトとなっているところが、共感を呼んでいま した。(鉄道の町として知られた岩見沢が、2000年に 旧駅舎が火災、その後、シャッター通りのうらびれた商店街 となってしまった町に、活気を取り戻したい!ということで、 発足した経緯が熱く語られ、市民の方々も壇上に上っての プレゼンテーションがされていました) PlaceEngineが受賞した「身体領域」からは、パナソニックのマッサージチェアが金賞。 大賞の選定プロセスは、Gマーク受賞者自身も参加して、1票投じるシステムになっている のですが、第1回投票では、「岩見沢駅舎」に続いて、「ToTo」や「Green Tokyoガンダム」 プロジェクトなどが高得票を得ていました。 Koozyt社長は、まさに、ガンダム世代ということで、「Green Tokyoガンダム」プロジェクト のプレゼンテーションに興味津々。 「Green Tokyoガンダム」プロジェクトは、リアル大のガンダム像そのものに目がいきがち ですが ガンダム 30th 企画 + 東京都の公共エリア(公園)活性化のニーズ をマッチさせたコンテンツ(ガンダム)x場所(お台場潮風公園)での活性化プロジェクト の成功事例(数々のイベントで415万人を動員)として、グッドデザインとして評価されて いました。 岩見沢駅舎も、ガンダムの事例も、見た目の工業デザインだけの話ではなく、そこに集う 人やその体験価値をどうデザインし、商業化していくかという目には見えないダイナミック なものをデザインとしてとらえるようになってきているようです。 こういう最近の世の中の流れは、「IT技術で場所・空間の価値やパワーを増幅させたい!」 というKoozytの方向性とシンクロしていると思いますし、今年「PlaceEngine」そのものの コンセプトデザインとその可能性がグッドデザインとして評価されたのは、非常に喜ばしい ことです。表彰状を手にする社長も嬉しそう。 (表彰状を手に喜ぶ社長) また、会場ではお仕事をさせていただいているマピオン社の園野さんともお会いでき (株式会社マピオンもネットワーク領域で [マピオンの地図デザイン]が今年のグッド デザイン賞を受賞されています。)、一緒に記念撮影をしてから帰りましたー。 (マピオン園野さんと記念撮影) イベント好き、アート/デザイン好きのkooとしてはクウジット投票先を (どれに投票したかは言えませんが)社長の趣味で決められてしまったところだけが 若干の心残りではありましたが、充足した一日でしたー (by koo)