あけましておめでとうございます。
旧年中は、たいへんお世話になりました。
2015年は、Koozyt第2章「街での ヒト・モノ・コトを おもしろく!」をキャッチフレーズに、新たに (1) スポーツ/ヘルスケア (2) ハピネスカウンター/心の豊かさ に関する PoC(Proof of Concept) 研究受託や共同研究、自社R&D活動を精力的に行ってきました。もちろん従来よりの (3) 位置空間情報領域も健在です。
いずれも、それぞれの領域における社会課題に対して、KoozytならではのICTを活用した “おもしろく!” そして “その手があったか!”的なアプローチでの解決方法と社会実装に向けて、地固めしてきました。今年も、昨年の実績を踏まえ、これらの活動をさらに加速し、さまざまなパートナーの皆さまとのつながりとともに、新しい価値を創造し、チャレンジしていきたいと思います。
1/5 仕事はじめにて、芝大神宮にて初詣
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年 正月
クウジット株式会社
代表取締役社長 末吉隆彦
PS.
下記、それぞれの領域での活動について、近況や実績を紹介します。ご興味に応じて、御覧いただければ幸いです。
(1) スポーツ/ヘルスケアxICTコトづくり
- エブリスポ!: ISIDイノラボ主催の「エブリスポ!」は、ウェアラブルデバイスや街のセンサーを活用し、日々の運動をポイント化、チームで競いながら日常や街を運動場に変えるコンセプトです。Koozytとしては、「エブリスポ!」プロジェクトに、企画・運営協力しています。
- 今年は、イノラボ/ソニーCSL/Koozytと3社共同で、ヘルスケアデータの解析とともに、その知見をサービス改善に生かす取り組みを行っていく予定です。また、「エブリスポ!」の取り組みを通して、スポーツ/ヘルスケアxICTコトづくりの知見を蓄積し、社会実装していくための体制を整備していく予定です。
(2) ハピネスカウンター/感性価値の可視化
- この領域は、Koozyt共同創業者でもある暦本純一氏(東大/ソニーCSL),辻田眸氏(シンクフェーズ代表)が2011年に行った「ハピネスカウンター」研究から発想を得ています。「幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。」を実践すべく感情のメタ認知を誘導するようなギミックを日常生活に潜ませて、感情可視化のデザインを街づくりなどに生かせないだろうかと考え始めました。
- 2012年にISIDイノラボとともに,本條陽子氏(ソニーCSL),福田桂氏(デザイン茶室マフマフ)、岡部大介先生(東京都市大)らと共同で模索した笑顔認識するミラーサイネージ「エミタメ」プロジェクトでのコンセプトデザインワークがそのとっかかりとなりました.「エミタメ」コンセプトは、笑顔の感情コミュニケーションで流通する目には見えない価値(エミー経済圏)とリアル経済のお金との価値(ゼニー経済圏)の対比によるものがたりから始まりました。
- ハピネスカウンター for ワークショップ
- ハピネスカウンター for シンポジウム
- 現在、ハピネスカウンター x 幸福学、地域活性化のICT応用領域について、前野隆司先生(慶大SDM)や保井俊之先生(慶大SDM)らと共同研究を行っており、各種実証実験を実施しています。
(3) 位置空間情報領域
- G空間事業:2014年度より、G空間防災システムとLアラートの連携推進事業において「G空間地下街防災システムの高度化・実証と普及・展開」(代表:立命館大学 西尾先生)に参画しています。Dr.ShioことCTOの塩野崎は、本プロジェクトにプロジェクトマネジメントの1人として参画しており、今年は、いよいよ本事業の総括、そして社会実装へと向かいます。(press, blog)
- 「混雑度」「にぎわい度」の可視化: 各種イベントや展示会などで、人流センサー「DF.sensor」から得られる人の滞留や流れからヒートマップ可視化して情報提供しました。
- しながわ宿場まつり(2015/9/26‐27, 旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会)
- G空間EXPO2015(2015/11/26-28)(press)
- スマートフォンアプリ開発の領域としては、下記の事例が現在公開中、屋内測位インフラ(PlaceEngineやBLEビーコンなど)としても稼働中です。
- Kinectなどを活用したインタラクティブな体験型の常設アトラクションものとしては、下記のものが、体験可能です。
- イベント型のデジタルサイネージの施策
(4) その他