こんにちは、末吉です。
2017年7月3日、クウジット株式会社は、おかげさまで10周年を迎えました。皆さまに感謝いたします。ありがとうございます!
クウジットのはじまりと、今現在の活動近況について、少しばかりお話ししたいと思います。
先日、熊本出張に行ってまいりました。それは、震災復興イベント「嵐のワクワク応援団」での笑顔バトル演出のお仕事でした。(関わっていることについては、イベントプロデューサの方々に許可いただきました)
このイベントは、5年前の「嵐のワクワク学校」でのおつきあいにさかのぼるのですが、その校訓が「日々是気付」、すなわち日々の日常にこそ気づきがある。すべてのものに感謝しようというものなんですね。(小山 薫堂さんプロデュース)
熊本イベントでは、嵐メンバー(今回は松本さん、大野さん、二宮さんの3名)が3つの課外授業、「そもそも」、「ゲラゲラ」、「よかよか」を行ってくれました。
最初の授業は、「そもそも」。ものごとには、はじまりがあります。と松本さんは言います。そして、人にも必ず誕生日がある。自分1人で育ったわけではなく、いろんな人の支えがあってこそ今がある。
これからは、「誕生日おめでとう!」ではなく、「誕生日ありがとう!」と言おう!と。
そう、会社も法人といいますからね、誕生日、「そもそも」のはじまりがあります。
10年前の2007年7月3日、クウジット株式会社が生まれました。
[空](くう)と[実](じつ)をつなぐクウジット
(だじゃれか!?と今もよく言われますw)
共同創業メンバーは、ソニーCSL インタラクションラボ室長(当時)だったJun Rekimotoさん(東大情報学環教授、ソニーCSL副所長)、そして、同ラボ同僚だった、Dr.しおこと、Atsushi Shionozakiさんと末吉の3名。しおとは、大学研究室時代の20代からの長きにわたる同期つながりでもあります。ありがとう!今も昔も、おかげさま、お互いさまの関係です。
当初、PlaceEngineという無線LAN電波で位置が分かる、(GPSでは測位できない屋内を補完するための)集合知による位置情報基盤サービを研究開発、ソニーCSLでの研究成果を広く世の中に還元、社会に貢献するためにラボを飛び出しました。写真は、五反田の写真屋さんで撮ったポートレート。クウジットはソニーCSL初のスピンアウトだったため、同じくソニーCSLの本條 陽子 (Yoko Honjo)さん(現ソニーCSL広報&オフィスGM)が創業支援のため一緒にベンチャー創業を手伝ってくれました。北野 宏明さん(現ソニーCSL社長)から、ベンチャー創業支援を行うアーキタイプ中嶋 淳 (Jun Nakajima)さんを紹介いただき、麻布十番のシェアドオフィスに1席借りました。ありがとうございます!
(※2017年現在、PlaceEngineの広域集合知基盤は、終了しており、屋内商業施設や工場内などでのPlaceEngine屋内測位サービスに特化して提供しています。)
2011年には、電通国際情報サービス(ISID)と資本業務提携、新しい展開にはいりました。イノラボの森田 浩史さんはじめみなさんとは長いおつきあいになりました。ありがとうございます!
創業の背景には、そしてこの10年の道のりには、たくさんの方々のそれぞれのストーリーとかかわり今がありますね。ほんと多くの方々のご支援、ご協力がありました。みなさま感謝しております。
現在、ユニークな空実スペシャリストのメンバーたちとも、さまざまなコミュニティの仲間たちとも、協創力の場を通じて、楽しくわくわくするような、ご縁、つながりをいただいています。ありがとう!
2015年度から慶應SDM 前野 隆司 (Takashi Maeno)先生、保井 俊之 (Toshiyuki Yasui)先生らと幸福学x地域イノベーション、幸福のメカニズム解析やエミー&ゼニーの共同研究をしています。ありがとうございます。
街での ヒト・モノ・コトを おもしろく!
健康経営の平野 治 (Osamu Hirano)さん、ファシリテータの渋谷 健 (Takeshi Shibuya)さん、VCFエヴァンジェリストの江上 広行 (Hiroyuki Egami)さんらほか多くの同志たちとおかげさまお互いさまの街づくり、企業づくりの大チャレンジもはじめました。そして、虎ノ門の街づくり、カモン虎ノ門制作委員会、新橋経済新聞のメンバーとして参画、小野寺 学 (Gaku Onodera)さん、畑谷 芳樹 (Yoshiki Hataya)さんらと、はじめた虎ノ門と地域とをつなぐ協創の門門(もんもん)制作委員会活動もこれからが楽しみです。ありがとうございます。
感謝の気持ちは、幸せの4因子の第2因子「つながりと感謝」と直結しますね。笑顔は、ポジティブ感情とつながり、表情フィードバック仮説でも、口角をあげるだけで(要はウソ笑いでも)幸福物質が脳内でるんですよ。そして、「よかよか!」なんとかなるさ!OK、OK!は、前向きな楽観性、幸福の第3因子につながります。(現実逃避、自暴自棄のなんとかなるさではないですよ)
震災復興イベントとはいえ、人と人とのつながり、双方向ですね。逆にいろんな「力」をもらいました。「そもそも」を考える良い機会、今の「笑顔」も、そして未来へつなげる「よかよか!」の心も。
クウジット、誕生日ありがとう!
2017年7月3日
クウジット株式会社
代表取締役 末吉隆彦