クウジットは、笑顔づくりと感染症予防の社会装置emmyWashに技術協力、および社会実装の協力をしています。
emmyWashは、マイネム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:平野治・末吉隆彦 以下マイネム)が手掛ける、笑顔を感知して除菌液を噴霧する装置です。人が前に立って手指をかざすと顔を判別するセンサーが起動し、目や口の動き等から「笑顔」と判定されると除菌液が自動的に噴霧されます。さらに認識した人々の「笑顔」の数は装置内で蓄積・集計されたのち、「エミー」という独自の通貨単位に変換され、感染症対策プロジェクトへのサポートや、除菌剤の提供をはじめとする寄付活動に充てられる仕組みになっています
emmyWashは、昨年2019/6/30に 中央省庁と地方公務員のコミュニティ「よんなな会」にて初めてコンセプト発表され、プロトタイプ版が同イベントにて展示されました。その後、ちょうど一年ほどかけて全国の30箇所以上の自治体、商業施設、空港、駅、銀行、飲食店等、また各種イベント会場において実験実証を行なわれ、この度、実証フェーズでのフィードバックをもとに設計製造を見直し、emmyWash量産版が今夏8月に出荷開始することとなりました。
emmyWashの詳細については、サービス主体であるマイネム社のプレスリリースをご覧ください。また、emmyWashの量産設計製造を担当する株式会社ジェネシスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡淳一)からのプレスリリースもあわせてご覧ください。
クウジットは、emmyWashプロジェクトにおいては、コンセプト企画の段階から協力しており、Koozyt IoH(Internet of Happiness)プラットフォーム(笑顔計測技術や関連するアプリケーション、エミー数集計のクラウド側サービスなどを総称)として技術提供、技術協力しています。将来的には、クウジットの得意とするAIデータ解析支援に発展、つなげていくことを視野にいれています。
もともと emmyWashは、クウジットがこれまでに取り組んできた、笑顔や幸せに関する一連の研究開発活動(株式会社電通国際情報サービスオープンイノベーションラボとの「エミタメ」共同研究(2012)、東京大学大学院 情報学環/ソニーコンピュータサイエンス研究所 暦本純一教授との「ハピネスカウンターforワークショップ」共同研究(2015)、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 前野隆司教授、保井俊之特別招聘教授、株式会社URUU 代表取締役 江上広行氏、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 グループ長・リサーチアクティベーショングループ グループ長 本條陽子氏らとの「人を幸せにするおカネ(エミー&ゼニー)を創る」共同研究(2016-)など)を踏まえており、エミーとゼニーの経済圏の1つの社会実装モデルととらえています。すなわち、エミー(emmyWash前で笑う)からゼニー(除菌液の売上)へ、そしてエミー(emmyWash/除菌液寄付によるギブ)へと、エミーとゼニーが循環しバランスする経済圏を目指して社会装置としてデザイン、実装しています。
8月のemmyWash量産スタートまで、開発チーム一同もラストスパートです。
今後とも、笑顔づくりと感染症予防の社会装置「emmyWash」にご注目ください!
*「emmyWash(エミーウォッシュ)」は、マイネム株式会社が提供するサービス名称で、登録商標です。
* その他、掲載されている社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
* emmyWashは、クウジット株式会社の提供する IoH(Internet of Happiness)プラットフォーム、およびKART画像認識ソリューション、ソニー株式会社が開発した顔画像認識技術を利用しています。