2019年、新年ご挨拶

遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

クウジットは、現在12期目。設立以来一貫して、[空(くう)]と[実(じつ)]をつなぐ技術で社会に貢献したいと考えています。人は、しばしば現[実]世界の課題に直面したとき、目には見えない[空]の智慧と行き来することにより活路を見出し、課題を克服し、社会を進化させ、幸せを享受してきました。

現在、クウジットが独自に提供できる[空]の智慧とは、CALC因果情報分析技術を核にした、AIデータ解析です。膨大なデータやその解析結果からのインサイトをもとに、人が通常だと認識不可能な、複雑系のシステムにおける因果を推定したり、システムへの介入方法について「この手があったか!」と示唆を与えます。また、現実空間での課題をサイバー空間上と行き来するために、画像や身体情報、屋内測位などの実空間センシング技術開発、および、課題解決や予測介入のためのアプリケーション開発業務などは、これまでの強みをもとに継続して提供しています。

CALC技術の生みの親であるソニーCSLでは、CALC技術を、”Cybernetics Intelligence(CI)”と命名された領域の技術と位置づけています(CI=機械学習や認識技術、データ分析とそれらの人間の能力との融合により、人の知性を拡張する技術やその総称)。クウジットでは、CALCをはじめとするCI領域の技術、そして、世にいうCPS(Cyber Physical System)領域での技術開発支援、社会実装を進めていきます。

新生クウジット、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2019年1月
代表取締役社長 末吉隆彦

昨年納会にて

R.I.P. イケサトさん
社内では通称”イケサトさん”として親しまれていた弊社社員の池田聡さんが、1月2日に、急逝されました。池田さんは、2008年からクウジットに参画し、PlaceEngine サービス/システム全般や、GnG ARサービス、DFセンサー開発などをはじめ、各種商業施設や文化施設向けのアプリケーションやPoCプロジェクトなど、そして、クウジット開発インフラ運用全般を担当されました。

ここに慎んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。

2019年1月
代表取締役社長 末吉隆彦
取締役CTO 塩野崎敦

イケサトさんの実家のある佐渡にて

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