前回エントリーで、パリのシテ科学産業博物館でのセカイカメラ展示に、「PlaceEngine屋内位置測位ソリューション」を提供したとの内容を報告しました。ちょうど、タイミングよく現地Parisに出張していますので、速報レポートをお届けします。
シテ科学産業博物館は、とても大きな複合博物館です。入って2階左側に見えるのが、「Ma Terre premiere, pour construire demain」という10/6から開催されている展示の入口です。(地球に関するお題の展示です)
こちらが、iPhone貸出しカウンター。貸出証の記入とパスポートなどの身分証明書も一時的に預ける形となります。
今回、3つのモバイルアプリが「Ma Terre premiere, pour construire demain」展示を”拡張する”という企画になっています。
その1つが、「セカイカメラ」というわけですね。ここで、館内の場所をPlaceEngineで推定し、それによって、情報を出し分けることが可能となっています。
おなじみのエアタグがふわふわ浮いています。
展示物に関する説明や手話による説明動画などが浮かんでいました。
以上、速報ということで、とりいそぎ簡単ですが…つづきは、現地でw
現地ならではの体験を”拡張する”ことが企画展示のコンセプトですからね。
Parisに出張や旅行の機会のある方は、ぜひ訪問されてみてはいかがでしょうか?
さて、クウジット的にも気になる他の2つのアプリは、館内ガイド(”MuseTrek”)とBt携帯を使ったゲーム(“Le jeu de piste bluetooth”)のようです。
これらは、館内マップ+コンテンツガイドや、あるポイントに行くと(Btの近距離通信することにより)インタラクティブにゲーム的な要素が楽しめるという企画なのですが、これらは、ちょうどクウジットが三井アウトレットパーク仙台港で開催しているiPhoneを利用した「近未来ショッピング体験」イベントの企画とほぼ同じコンセプトなんですね。
世界同時多発的に、場所xIT、バーチャルとリアルをつなぐインタラクションが加速されているようです。
クウジット的に言うとまさに「空」と「実」との融合! ロケーションを(IT技術で)アンプ(増幅)する!
クウジットは、今後も「PlaceEngine」を核とした技術ソリューションで屋内施設などでのイベントやキャンペーンでも、会場の環境に応じてわくわくするような体験を支援して参ります! (by koo from Paris)