2015年、新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

旧年中は、たいへんお世話になりました。
昨年は、心機一点「芝に移転し、Koozyt第2章をはじめます!」として、芝2丁目に移転。実空間を舞台に、IoT/Wearable時代ならではの、さらにはその先を見据えたHuman  Augmentation、インタラクションに関連した企業や大学との共同研究、PoC(Proof of Concept)、コンサル、上流設計に集中、シフトした年でした。

本年は、昨年新たにはじめた活動を、実空間xIoT/Wearable領域における技術ライセンスや導入コンサル事業にまで昇華させ、さまざまな事業パートナー、企業、研究機関とともに、現代社会特有の諸課題に取り組んで、人々の生活(心)を豊かにすべく貢献していければと思っています。

昨年新たにはじめた活動、継続発展させてきた活動をいくつか紹介しますと、

(1) ISIDイノラボにおいて、2020年およびその後の街づくりをテーマにした、スポーツ&ライフ テクノロジーラボが発足し、Koozytもその活動に参画協力しています。弊社共同創業者でもある暦本さん(東大/ソニーCSL)が同ラボのシニアリサーチフェローに就任し、スポーツを軸としたITx街づくりをテーマにした東大暦本研/ISID/Koozytの共同研究的な取組みを行っています。(参考:PC Watch記事

(2) ソニーCSL、暦本研での研究成果である「ハピネスカウンター」コンセプトを源流とした企業や大学との共同研究を継続的に行っており、今年それらの成果や知見をお披露目できればと考えています。商業施設での「エミタメ」としては、イベント販促用途としては、すでに商用展開中でしたが、もともとのハピネスカウンター研究事例となっている高齢者向けや創造的空間における笑顔によるコミュニケーション拡張、支援は、今後もますます重要になってくると思います。笑う門には福きたるですね。

(3) スポーツセンサーボード「Q.board」の開発に取り組んでいます。Koozytは、遠藤謙さん(ソニーCSL/Xiborg)の義足研究に賛同し、Xiborg社の技術パートナーとして取り組んでおり、「Q.board」は、当初より、遠藤さんのロボット義足制御や走り方、歩行支援などに利用できるよう設計開発してきました。今後も共同研究、開発をしていく予定です。(参考ブログ:「GUGEN2014にて、Q.boardを搭載したリハビリアシスト装置「Raplus」を出展中!」

(4) 一方、従来より継続的に安定運用、発展させてきたプロジェクトとして、いくつか紹介すると、東京国立博物館ガイド「トーハクなび」は、この1月で5年目に突入となりますが、昨年は、自動音声合成による個々の作品ガイドの運用を開始するなど、継続的に発展させることができました。成田空港の公式アプリ「NRT_Airport Navi」も、2012年7月からの継続的な発展、運用ができており、これら日本を代表する特徴的な場は、ITxおもてなしを実践する格好のフィールドとなっています。 また、実空間xIT現場においては、電源やメンテナンスの問題が常につきまといます。Dr. Shioが従来より仕込んでいる無線LAN電波を用いた人流センサー(モバイルバッテリ併用)が、各種イベントで利用実績を重ね実用化段階に入ってきました。東京国立博物館本館内に設置したBLEビーコンによる屋内測位も、コイン電池のみでまる1年間、安定稼働させることができました。(参考ブログ:「Wi-Fiで人流は見えるか?」「年に一度のビーコン電池交換@東京国立博物館」

NAA-indoorloction

今年は、Koozyt第2章の活動をさらに推し進めつつ、さまざまな事業パートナーとともに、社会課題に取り組んでいきたいと思います。2020年には、IoT/Wearable、Human Augmentation時代における[空]と[実]をつなぐ無意識のストーリー、人とモノとの新しい関係を、諸外国の方々に誇りを持って紹介できるようになっていたいなと思います。

2015年、新しい年が皆さまにとって、すばらしい1年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年正月
クウジット株式会社
代表取締役社長 末吉隆彦