ハピネスカウンター for ニコニコ学会β ファイナル (Koozyt)
クウジットは、ニコニコ学会β発足時より、ユーザー参加型の研究コンセプトに賛同し、さまざまな活動を一緒に楽しみながら参画し、ニコニコ学会βを応援してきました。
そして12/19(土)に実施されるニコニコ学会β ファイナルにおいても、クウジットは「ハピネスカウンター for ニコニコ学会β ファイナル」システムを設置しています!
◆このシステムは?
シンポジウムの盛り上がり度を計測するシステムです。
会場内、観客席に向けて設置したカメラ画像から人の顔をトラッキングし、その笑顔度と顔の向きを測定しています。測定された笑顔度・顔の向きの変化により、会場内クウジットブースのグラフが変動します。
また、ステージ上の一部登壇者・司会者が装着している「電飾タスキ」とも連動しており、笑顔度の瞬間値が一定以上になると、それに合わせてリアルタイムでタスキが光ります。
つまり、会場が盛り上がるとタスキが光ります。
さらに、運営委員長 くとの先生の登壇では噂の電飾ウェディングドレスとのコラボも!?
実はこっそり、シンポジウムを中継しているニコ生のマルチアングル機能でこの状況をリアルタイム公開していました。ニコ生をご覧ください!無料会員でもタイムシフト再生がご覧いただけます。
◆どんな構成なの?
下図の通り、取得した笑顔度のデータをクラウド上にアップし 会場内クウジットブース・電飾タスキ・ニコ生にリアルタイム情報を送っています。
そして、電飾ウェディングドレスには笑顔度に合わせてリアルタイム生成した音声を制御信号として送信し、効果的にドレスを光らせています。
◆何に使えるの?
ハピネスカウンター for ワークショップ
ローカルシステムでの応用例として、「東京大学 i.school」(東京都文京区、エグゼクティブ・ディレクター 堀井秀之教授)における360度パノラマカメラを用いたワークショップ記録システム「ハピネスカウンター for ワークショップ」を共同開発しました。
こちらでは笑顔とイノベーションとの関係性を解明するために利用されています。
今後は会議やワークショップ・今回のような講演の笑顔計測はもとより、街中やイベント会場などでの、その『場』のハピネス度を測定できるようにしたいと考えています。
◆どんな人たちが作ったの?
ハピネスカウンター for ニコニコ学会β ファイナルは、クウジット株式会社(※)の有志メンバーが開発しました。会社の詳しいご紹介はこちらをご覧下さい。
※ ただいま『リケジョ』を募集中。
他にも、例えばこんな事をやっている会社です!
DF.sensor
不特定多数の人の流れの傾向を無線LAN電波で計測することにより、その『場』の「にぎわい度」を可視化します。
DF.sensorで参詣客の流れを追え! in 池上本門寺 (2) 測定結果
Q.board
9軸センサーにより身体の動きを計測しBLE(Bluetooth Low Energy)で飛ばせるスポーツセンサーボードです。ボード側の開発にはArduinoの開発環境が使えます!今現在、リアルタイムでデータの活用ができるAndroid用ライブラリが用意されています。実験やアプリで活用してくれる人を緩募中です。
◆ニコニコ学会βとのつながり
クウジットは、2011年の第1回ニコニコ学会βスタート時から、ユーザー参加型の研究コンセプトやその活動意義に大きく賛同し、公式スポンサー(2011年、2012年、2015年下期)やクウジット賞の設立、セッション登壇や展示参加などさまざまな活動を行ってきました。
~ 歴代のクウジット賞 ~
第1回「クウジット賞」:『アミッドスクリーン』 by アミッドPさん
第3回「クウジット賞」:『電気で食事を変える!電気味覚プロジェクト』 by 中村裕美さん(apapababy)
第3回「クウジット賞」おすそわけ: 『全力で彼女をつくる』 by TDさん
第4回「クウジット賞」(非公式):『絵を見るひとの視線行動を利用した抽象絵画~音響変換システムの検討』 by おぐすんさん
第5回「クウジット賞」(非公式):『東京タヌキ探検隊!』 by 宮本拓海さん
第6回「クウジット賞」(非公式):『新しいライブ映像再生システムを研究してみた』 by hiromu1996さん
第8回「クウジット賞」(非公式):『猫車にモーター積んだ結果』 by 嘉数正人さん
クウジット賞を設立してみた。第1回受賞は、アミッドPさん。
ニコファーレにクウジットロゴを表示してみた
「エミタメ for 研究してみた。」を出展してみた。
セッションに登壇してみた。 第4回 「研究してみたマッドネス 妄想の部」に登壇。
ニコニコ学会β委員長 江渡さんと運営の湯村さん(元クウジット)と記念撮影してみた。
代表の末吉からメッセージ
「今回ファイナルとなるシンポジウムにおいて、第9回ニコニコ学会βシンポジウム実行委員会 運営委員長 くとの先生らと共同で笑顔によるニコニコ可視化演出の企画を実現できてたいへんうれしく思います。クウジットでは、『街での ヒト・モノ・コトを おもしろく!』をキャッチフレーズに、”おもしろく!”そして”その手があったか!”的な手法で、さまざまな社会課題の解決に取り組んでおり、ニコニコ学会βのコンセプトやその場を通して得た知見やノウハウを、今後も、街づくりなどのフィールドで生かしていければと思います。ニコニコ学会β、ありがとうございました!」
◆お問い合わせ
今回展示した笑顔度計測システムに関わらず、このページを見てご興味を持った方などこちらからお気軽にご連絡下さい!