東京国立博物館の公式ガイドアプリ『トーハクなび』が、4/15よりバージョンアップ(ver. 2.0)公開されました。東京国立博物館、ISID、Koozytの3社は、東京国立博物館での鑑賞体験をより豊かにすることを目的とした「トーハクなび研究プロジェクト」を発足し、その一環として、「トーハクなび」アプリを企画開発しています。今回のVer.2.0では、Android版とiOS版とで機能とコンテンツを統一し、 コース毎のダウンロード機能や、英語対応を行いました。
iOS版ダウンロードは、こちら
Android版ダウンロードは、こちら
開発役割分担:
企画・開発:東京国立博物館、電通国際情報サービス、クウジット
コンテンツ制作協力: ソニーコンピュータサイエンス研究所
※iOS版では、BLE(Bluetooth Low Energy)による測位技術、Android版では、PlaceEngineおよびPlace Sticker®技術を利用しています。
クウジット取締役CTOの塩野崎敦は、次のように述べています。
「近年のBLE(Bluetooth Low Energy)デバイスやBLE搭載の Bluetooth Smartデバイスの普及を受け、クウジットでも屋内測位ソリューションの発展のために昨年G空間EXPO2013の講演にて、BLEビーコン発信機の試作とBLE屋内測位ソリューションを発表いたしました。今回、その利用事例として、東京国立博物館の総合文化展展示で実現、運用をスタートでき、さらに PlaceEngine併用したサービスを実現できたことは非常にうれしい限りです。今後もお客様のニーズに合った屋内測位ソリューション提供を目指します。ぜひご利用いただければと思います。」
クウジット代表取締役社長の末吉隆彦は、次のように述べています。
「これまでの「トーハクなび」Android版アプリは、貸出サービスをベースとした構造であったため、アプリ本体のサイズが大きくダウンロードしずらいという課題を抱えていました。今回、iOS版/Android版ともに、新アーキテクチャに移行し、アプリ本体サイズの縮小とコース毎にダウンロードできる機構に統一しました。
また、2014/05/18までは、「風神雷神図屏風」が、本館 7室で展示されています。ぜひこの機会に、「トーハクなび」アプリの「風神雷神図屏風」体験型コンテンツを使って、リアルな作品を前に、その昔の表裏の姿を想像し、楽しんでみてください。
今後とも、より使い勝手のよいガイドアプリを目指していきたいと考えています。ぜひご利用いただければと思います。 」
■ 東京国立博物館からのプレスリリース(アプリ全般について)
■ ISID, Koozytからの共同プレスリリース(屋内測位技術について)
■ 「トーハクなび」ビデオ
*Androidはグーグルインコーポレイテッドの商標または登録商標です。
*iPhone、iPad、iPod touchはApple Inc.の商標です。
*「Place Sticker」は、株式会社電通国際情報サービスの登録商標です。
*「PlaceEngine」は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジット株式会社がライセンスを行っている技術です。
*その他の社名、商品名は、各社の登録商標または商標です
コメント
[…] 先日、東京国立博物館のリニューアルにあわせて、公式ガイドアプリ「トーハクなび」(ver.2.0)が公開されましたが、今回は、博物館リニューアル後の様子を紹介したいと思います。 […]